Loafer.JPGアッパーの甲周りがU字の蓋状に縫い付けられ、その上から飾り帯状の革(通称サドル、もしくはレザーストリップ)が水平に縫い付けられているスリッポン、それがローファーの大まかな定義。
ローファーとは英語で「怠け者・無精者」の意味で、紐やストラップを締め上げることなく、簡単に脱ぎ履き出来るところにちなんでいる。かつて存在したアメリカの靴メーカー・ネッテルトン(Nettleton)社の商標だったが、今日ではすっかり一般名称化している。

 


サドル部に切れ込み(窓)があるものは、特に「コインローファー」、「ペニーローファー」と呼ばれる。そこにアクセント兼お守りとして1ペニー(1セント)の硬貨を埋め込んで履くのが1950年代のアメリカ、特に東海岸の大学生に大流行したのがその名の起源で、米国G.H.バス(Bass)社が1936年に発表し、現在も販売されている「ウィージュン(Weejuns)」が代表例。
足馴染みの早い袋縫いのマッケイ製法、つま先と踵に芯がなくライニングも付かない簡単な構造で、気軽に履ける靴として、彼らは大学の中だけでなく、校外でも大変好んで履いていたことが、流行のきっかけとなった。

 


★REGALとしてのオリジン★
REGALでは、当時IVYリーガー達がキャンパス内で履いていた手縫いのモカシンスタイルのスリッポン(当時は、ネッテルトンやバスのローファー、タッセル、コブラヴァンプなど)に着目、裏革のついていない手縫いモカシンの雰囲気は壊さずにグッドイヤーウェルト式で仕上げた。ローファーのコイン窓のデザインには最もシンプルな「ハーフムーン形状」を採用、それまでのローファーとは異なるイメージを持たせるとともに、踵の「拍車止め」と呼ばれるつまみ縫いはREGALのブーツマークを想起させるものとなった。VAN のTPO提案と合わせ、学生靴の代表的デザインとして幅広く認知され、REGALを代表するロングセラーモデルとなった。