Wing Tip.JPG

ウィングチップは別名フルブローグと呼ばれ、そのブローグシューズ(ブローグの語源は、スコットランド、ゲール語で靴を意味する「ブロッグ」から派生したと云われる)は、16世紀から17世紀にかけてスコットランドやアイルランドの高地で履かれた粗革で、丈夫な編み上げの耐水性に富んだ労働靴(ラリオンと呼ばれるワックス引きの靴)がデザインの起源と云われている。ブローグシューズはその後、イギリス本国の靴職人にデザインとして受け入れられ、街靴での装飾として使われるようになりアメリカにも広がった。REGALで代表的なロングウィングチップはアメリカで起こり、多民族国家特有の人種による足型の違いに出来うる限りフィットさせようと言う発想から、エレガントに見えるイギリス伝来の内羽根式ではなく甲の調節が効く外羽根式で羽根の間隔の開いたものになり、ウィングデザインもそれに合わせつま先から踵に一直線につながったものになった。このデザインは、「アメリカンブローグ」とも呼ばれ、フローシャイムやアレンエドモンズ、ボストニアン、ネッテルトン、オールデン、ジョンストン&マーフィーなどのアメリカンブランドの代表的デザインとして取り扱われ、近年、英国のシューメーカーのラインナップにも取り入れられる様になっている。

 


★REGALとしてのオリジン★
60年代初頭のアメリカンナチュラルスタイル(JFK)の台頭と合わせ、IVYリーグ出身のビジネスマンのサックスーツに合わせたシューズアイテムで、チャッカブーツ同様、外羽根プレーントゥとロングウィングチップがあった。60年代IVYファッションの流行と合わせ、IVYスーツに合わせられるシューズとして認識され、REGALブランドの代表的デザインのひとつとなる。